脱水からあげ弁当をつくりました
スキーに行くことになったので、朝食の弁当を作ることにしました。タケシ丸ヒサノです。旅行の朝は手作り弁当があると旅情があるかな~という発想です。唐揚げ弁当を作ろうと思ったのですが、ただ作ってもつまらない…。ふとテレビで中華屋の店主が「うちの唐揚げは重石を一晩載せて脱水してからタレに漬け込むんだよ。」と言っていたのを思い出したので実験して遊んでみました。
ピチットシート
重石を乗せる以前に、重石がないぞ。ということで今回は「ピチットシート」という脱水シートを使用してみました。曰く食材をくるんで放置すると脱水できるそう。同時に生臭さも抜けて旨味が残るそう。素晴らしい。かつて自家製パンツェッタを作った際の遺物です。
3割引のもも肉をくるんでみました。分かりにくいですが上下をピチットしています。これだけの表面積があればかなり脱水できるんじゃないだろうか?
脱水完了
12時間の脱水が完了しました。うーん見た目に変化はない。しかしシートをはがそうとすると、「ぺたーーー」っと張り付いて剝がれない!おお、しっかり脱水されている。早速タレに漬け込んで一晩寝かせます。醤油、塩、砂糖、酒を混ぜた至って普通の味付け。美味しくできるだろうか?というか旨味は凝縮しているのか?ちょっと唐揚げに旨味を求めたことがないので想像がつきませんが…。
一応「弁当」なので、唐揚げ以外に卵焼きとアスパラガスを足しました。色どり要員です。卵焼きの焼き上がりがとてもよく、正直唐揚げよりイチオシです。卵2個なのでちょっと厚みが少ないですが…。
今更ですがタケシ丸ヒサノが一人で食べるわけじゃないですよ!スキーには鶴見甘草、ドルフィン池田、RAVENの四人で向かいますのでみんなで軽く食べる想定です。
完成!実食
早起きして作りました!一晩漬けた唐揚げは味が染みているのか?旨味が増しているのか?ワクワクおぢさん。ちなみにコメの上に乗っている黒いのはノリではなくコンブです。「昆布弁」です。昆布でお米を炊いた出汁ガラです。でちさんにツッコまれて笑っちゃいました。
湯沢のスキー場へは東京駅から向かいます。新幹線で楽々です。車でしかスキーに行ったことがなかったので新鮮でした~。越後湯沢で一斉に乗客が降車したことには驚きました。「令和の世にスキー場に行く人いるの??」と思い込んでいたのですが、認識に齟齬があったようです。
お味はどうだ!うん、普通に美味しい!味が濃いめなのは脱水したおかげなのか、普通に調味料が多いのか?中まで味が入り込んでいたのでそこは脱水効果と信じたいことろ。ただ旨味はよく分らん。
特にRAVENさんに好評で「この唐揚げはかなり旨い」とのことでした。半面「卵焼きは味が薄く、だし巻き卵なのか甘い卵焼きなのかどっちつかず。振り切るべき」との講評をいただきました。美味しくないときは美味しくないとはっきり言うRAVENさんから好評ならば「ピチットシート×唐揚げ=美味しい」は信憑性があるのではないでしょうか?
エピローグ
結論としては「ピチットシート×唐揚げ=美味しい」ということでいいんじゃないでしょうか?味を中まで染み込ませたいならおすすめですが、味が濃く感じるので好みの問題かなぁと思います。この性質を活かして調味料を少なくして減塩効果?を狙うのはありかも。ただピチットシートで下処理しなくても鶏肉は臭みが少ないし、処理しなくても問題ないかなぁとも思います。まっいいか!楽しければオッケーデース♪
肝心のスキーですが、やけにあったかい日で風もなく楽しめました。日帰り弾丸でしたが5時間も滑れば満足できました。スキー初挑戦のRAVENも最後にはしっかり滑れるようになり安心しました。良い週末でした!
スキー同人誌は現状で全く考えていません。脱水唐揚げ弁当同人誌も然り。(タケシ丸ヒサノ)